企業:ボローニャ州道路・モビリティ局テーマ:交通安全キャンペーン 期間:2007年
ボローニャ州道路・モビリティ局は、州道における事故率の高さという問題を強調するため、色彩豊かなコミュニケーション・キャンペーンを展開し、交通安全の分野に乗り出した。ボローニャ州の要請を受けたRTRは、携帯電話、靴、眼鏡、テディベアなど、事故現場に放置された日用品をモチーフにした、インパクトのあるクリエイティビティで最初のキャンペーンを提案した。ペイオフ「Don’t get lost on the road」は、「飲酒運転はやめましょう」、「運転中の電話はやめましょう」、「速度制限を守りましょう」など、テーマによって変化するボディ・コピーを伴っている。ボローニャ州全域で、地元紙や屋外での静的・動的ポスターによる企画が行われた。RTRはまた、第一弾のレイアウトを踏襲した第二弾のキャンペーンも実施し、事故車をイメージして、人命救助に不可欠なツールとしてのスピードカメラの基本的な役割を伝えた。実際、同州のイニシアチブの中には、最も危険な州道において一連の速度取締りポストを作動させるという決定がある。この特定のテーマについては、スピードカメラの影響を受ける地域に常設のポスターが設置される。このキャンペーンの構想と計画は、RTRがボローニャ州のために開発した、交通安全の問題に関する意識を高め、市民に知らせることを目的とした一連の具体的な行動を想定した、より広範なプロジェクトの第一歩である。