NASCARに参入するには数千万ドルが必要だと考えられがちだ。それが当てはまるのは、Cup Seriesのトップマシンのボンネットをシーズンを通して手に入れたいブランドだけである。それ以外のブランドにとって、入り口ははるかに低い金額から始まる。本当の問題はいくらかかるかではなく、その投資で何を生み出すかだ。
要するに、NASCARスポンサーシップの費用は、アソシエイトスポンサーの枠で1レース約1万5000ドルから、タイトル争いをするチームのメインスポンサーで1シーズン3500万ドル超までと幅がある。その間には何でもある。数レースだけのプログラム、下位の全国シリーズ二つ、シリーズそのものとの契約などだ。
このガイドは2026年11月5日時点の情報で、費用、パッケージ、今シーズンのスポンサー、視聴者、効果測定の方法を整理している。契約金額は業界の推計だ。チームもブランドも契約内容を公表しないため、検証できない数字にはその都度そう明記している。
- Cup Seriesのメインスポンサーは、小規模チームで1レースおよそ7万5000〜12万ドル、トップチームでは50万ドル超を支払う。トップチームのフルシーズンは3500万ドルを超える。
- 業界の推計によれば、アソシエイトスポンサーの枠は1レース1万5000〜4万ドル、1シーズン20万〜150万ドルである。
- O’Reilly Auto Parts Series(旧Xfinity Series)とCraftsman Truck Seriesは、全国放送がある最も手頃な全国シリーズだ。
- テレビ視聴者は減っている。2025年の平均は248万人で、2024年より14%少ない。それでもNASCARはB2Bの関係づくりの場であり続け、観客はスポンサーブランドへの忠誠心が昔から高い。
2026年のNASCARスポンサー費用
価格は四つの要素で決まる。シリーズ、チームの競争力、マシン上のブランドの位置、そして対象となるレース数だ。中団チームにアソシエイトとして入るブランドと、タイトル候補のマシンのボンネットを取るブランドとでは、買っているものも、目指す目的も違う。
業界で出回っている推計は幅が非常に広く、互いに矛盾することも多い。契約が非公開だからだ。数少ない公開価格のうち二つは、Sporticoが入手した文書で契約が明らかになったテキサスA&M大学のものである。2024年にはStewart-Haas Racingとメインスポンサーとして2レースで16万ドル。2025年には、コカ・コーラ600でHaas Factory Teamのコール・カスターが駆る41号車フォードのメインスポンサーとなり、シーズンの残りはアソシエイトスポンサーを務めるために27万5000ドルを支払った。
下の表は、私がクライアントとの最初の打ち合わせで出発点として使う価格帯をまとめたものだ。1レースあたりとシーズンあたりの推計は出典が異なるため、比較できるようにそろえてある。
| シリーズ | 形態 | 1レースあたり(推計) | 1シーズンあたり(推計) |
| Cup Series | メインスポンサー、トップチーム | 50万ドル超、最大約90万ドル | 3500万ドル超まで |
| Cup Series | メインスポンサー、中団チーム | 35万〜50万ドル | 1300万〜1900万ドル |
| Cup Series | メインスポンサー、小規模チーム | 7万5000〜12万ドル | 一部レースのプログラムで約150万ドルから |
| Cup Series | アソシエイトスポンサー | 1万5000〜4万ドル | 20万〜150万ドル |
| O’Reilly Auto Parts Series | メインスポンサー | ケースによる | 数十万ドルから数百万ドル |
| Craftsman Truck Series | メインスポンサー | ケースによる | 10万ドル未満から数百万ドル |
権利料にはアクティベーション費用が加わる。ホスピタリティ、コンテンツ、販促、ドライバーを起用したイベントなどだ。私たちの経験では、権利料1ドルに対してアクティベーション約2ドルが実務上の目安になる。この部分を省いたスポンサーシップは、どのシリーズでも成果が小さくなる。
メインスポンサー:何を買うのか
メインスポンサー(プライマリースポンサー)は、購入したレースでマシンの見た目を決める。ブランドはボンネット、テレビに映るサイドパネル、リアのクォーターパネル、トランクリッドを占め、ドライバーのレーシングスーツ、メカニックのユニフォーム、チームのトランスポーター、ピットストールにも表示される。
パッケージには通常、レースウィークエンドのガレージパス、商業コミュニケーションに使えるドライバーの肖像権、チームのSNSでの専用コンテンツ、そして何よりカラーリングの決定権が含まれる。最も価値があるのはこの最後の要素だ。そのレースでは、ブランドに合わせるのはマシンのほうで、その逆ではない。
こうした権利の裏にある条項、たとえばカテゴリー独占、マシンが出走しなかった場合の補償、保証されたホスピタリティ枠などが、パッケージが約束どおりの成果を出すかどうかを左右する。NASCARのスポンサー契約に関するガイドで詳しく分析している。
アソシエイトスポンサー:Cupへの最も入りやすい入り口
アソシエイトスポンサーには、Cピラーやサイドパネル下部などマシン上の小さな枠と、チームの制作物やデジタルチャネルでの露出が与えられる。ボンネットもドライバーのスーツもなく、色を決めることもできない。それはメインスポンサーの権利だ。
私の経験では、最も誤解されている形態でもある。イメージの決定権はないが、チームとそのファン、ホスピタリティへのアクセスが得られ、大きな金額を投じる前にプラットフォームを試すことができる。
O’Reilly Auto Parts SeriesとCraftsman Truck Series
2026年から、二番目の全国シリーズの名称はNASCAR O’Reilly Auto Parts Seriesになった。O’Reilly Auto Partsが複数年契約でXfinityに代わってタイトルスポンサーとなった経緯は、シリーズのタイトルスポンサー交代に関する記事で紹介している。XfinityはNASCARを去ったわけではなく、Cup SeriesのPremier Partnerにとどまっている。シリーズは全33戦で、ほぼすべてがCupと同じ週末に開催され、The CWが独占放送している。
Craftsman Truck Seriesは2026年に全25戦が行われ、FoxとFS1で放送される最も手頃な全国プラットフォームだ。2027年からは名称が変わる。2026年9月、NASCARは長期契約でCraftsmanに代わる新たなタイトルスポンサーとしてFedEx Freightを発表した。1レースあたりの予算が数万ドルに満たないブランドにとっては、多くの場合これが最も理にかなった出発点になる。シリーズの選択は、チームや予算の選択より先に来る。この点はCup、O’Reilly Auto Parts、Truckの比較記事で取り上げている。
NASCARスポンサーシップに含まれるもの
マシン上のロゴは出発点であって、投資のすべてではない。NASCARスポンサーシップの権利は四つの領域に分かれ、それぞれが異なるリターンを生む。
- マシンとチームでの露出:メインスポンサーにはボンネット、サイドパネル、スーツ、ユニフォーム、トランスポーター、ピットストール。アソシエイトには小さな枠。どの位置も、対象となる全レースで全国放送に映る可能性がある。
- メディア権:チームの画像やコンテンツを自社のコミュニケーションに使う権利で、露出をレースウィークエンドのはるか先まで延ばせる。
- ホスピタリティとB2Bの関係:ガレージパス、ピットへのアクセス、ドライバーとの面会。サポートシリーズを含めると、NASCARの週末は通常2〜3日にわたり、数時間で終わる試合よりもはるかに多くの時間を顧客の接待に使える。
- 商業権:広告や店頭販促でのドライバーの肖像の使用と、チームまたはドライバーのオフィシャルパートナーという肩書き。
企業向けに販売している会社にとっては、三番目の領域のほうが一番目より重いことが多い。私の経験では、NASCARスポンサーシップが元を取るのはまさにそこだ。ただし社内に、その数日間を商談や交渉に変える担当者がいる場合に限る。
NASCARが他の米国スポーツと違う理由
違いは三つあり、いずれもスポンサーが買うものに直接影響する。
一つ目は媒体だ。スタジアム型のスポーツでは、ブランドは一つの都市の看板に載る。NASCARでは全米を回るマシンに載る。2026年、選手権の36戦はフロリダからカリフォルニアまで20以上の異なるコースで行われ、マシンは車載カメラからピットロードまで常に画面に映る。
二つ目は形式だ。レースウィークエンドはサポートシリーズを含めると通常2〜3日にわたり、数時間で終わるNFLやNBAの試合に比べて、顧客の接待、商談の設定、ファン向けスペースの運営にはるかに多くの時間を使える。
三つ目は期間だ。NFLのレギュラーシーズンは18週間だが、NASCARのシーズンは2月から11月まで続く。フルプログラムのメインスポンサーは、1年の大半、レースからレースへ、市場から市場へとテレビに映り続ける。
2026年にNASCARのスポンサーを務める企業
2026年シーズンのスポンサーは、ビールや清涼飲料といった伝統的な業種に加え、保険から金融、防衛技術、ストリーミングまで幅広い。その関わり方には二つのレベルがある。シリーズとの契約と、個々のチームとの契約だ。チームごとの完全なリストは、2026年NASCARスポンサー一覧にまとめている。
Cup SeriesのPremier Partner
2026年のPremier PartnerはBusch Light、コカ・コーラ、Xfinity、Freeway Insuranceの4社だ。新顔はFreeway Insuranceだけで、2024年シーズン後にGEICOが去った枠を埋め、公式保険パートナーとなり、フェニックスの秋のレース、2026年10月18日のFreeway Insurance 500に名を冠している。シリーズの公式パートナーには、防衛技術企業のAndurilも名を連ねる。2025年8月から公式防衛パートナーを務めている。
チームとの主な契約
- Prime Videoは、2025年から2027年まで年3レース、Hendrick Motorsportsのチェイス・エリオットが駆る9号車シボレーのメインスポンサーを務め、シーズンの残りはアソシエイトとなる。2026年の3レースはタラデガ、テキサス、オールスターレースだった。Amazonは同時にCupの放送局4社の一つでもあり、同じ選手権でコースと画面の両方に存在している。
- Progressiveは、デニー・ハムリンとJoe Gibbs Racingの11号車トヨタとの契約2シーズン目で、2026年はホームステッドの最終戦を含む11レースでメインスポンサーを務める。2025年は18レースだった。
- Robinhoodは23XI Racingとの契約を2026年も更新し、バッバ・ウォレスとコーリー・ハイムで6レースのメインスポンサーを務める。ハイムのデイトナ500も含まれる。
- XfinityはPremier Partnerとしての役割に加え、2026年からバッバ・ウォレスのレースの大半でメインスポンサーを務め、一部のレースではタイラー・レディックのマシンにも登場する。
- AndurilはHendrick Motorsportsと複数年契約を結んだ。2028年まで、ウィリアム・バイロンの24号車で年2レースだ。2026年はサンディエゴとシカゴランドだった。
保険会社、ストリーミングプラットフォーム、金融アプリ、防衛企業が同じ選手権に並んでいることが示すのは一つだ。NASCARはもはや一部の製品カテゴリーだけのプラットフォームではない。
チャーター訴訟の決着
さらに構造的な変化もある。2025年12月11日、NASCARは公判の最中に、23XI RacingとFront Row Motorsportsが起こした反トラスト訴訟を和解で終わらせた。Cupの全チームが、エバーグリーンと呼ばれる恒久的なチャーターを得た。固定の期限はないが、最低限の成績要件に結びついたグリッドの枠だ。金銭面の条件は非公開のままである。複数シーズンの契約を結ぶスポンサーにとって、枠が保証されたチームはリスクが一つ減ることを意味する。
Freeway Insuranceの事例:チームスポンサーからPremier Partnerへ
ここ数年で最も興味深いビジネスの歩みは、Freeway Insuranceのものだ。2021年、同社は誕生したばかりのTrackhouse Racingの初年度に、ダニエル・スアレスの99号車シボレーのメインスポンサーを務めた。関与を年々拡大し、2024年には12レースでメインスポンサーとなり、2026年にはスアレスとともにSpire Motorsportsへ移った。
2025年10月、NASCARは同社をCup Seriesの4社目のPremier Partnerとして発表し、フェニックスの秋のレースに社名が冠された。1台のマシンからシリーズのレベルに到達するまで5シーズン。2026年10月には、スアレスとの2027年の契約も確定した。
私はこう読んでいる。NASCARは、明確な目的を持って参入し、各段階でリターンを測定するブランドに報いる。この歩みは偶然ではなく、誰もが再現できるものでもない。それでも、このプラットフォームが段階的な成長を可能にすることを示している。
視聴者:フィルターを通さずに読む数字
NASCARのテレビ視聴者は多いが減少しており、契約前に知っておくべきだ。2025年のCup Seriesは、米国で1レース平均247.6万人の視聴者を集めた。平均が290万人近かった2024年より14%少ない。
2026年は好調に始まった。2月15日のデイトナ500は23XI Racingのタイラー・レディックが制し、Foxでの平均視聴者は749万人と2025年より11%増えた。しかしFox担当分のレースは平均311万人で終わり、FoxでのCupとしては最低、4年連続の減少となった。シーズン後半には多くのレースが200万人を下回った。集計方法の変更も考慮が必要だ。NASCARは5月以降、ストリーミング分を含まないニールセンのパネルデータのみを発表している。
デイトナとタラデガには数万人規模のスタンドがあるが、NASCARは公式の観客動員数を公表していない。シーズンは2月から11月まで、選手権の対象となる36戦で構成される。
ファンの忠誠心について最もよく引用されるデータはPerformance Researchのものだ。NASCARファンのおよそ10人に7人が、競合他社の製品よりスポンサーの製品を「ほぼいつも」または「よく」選ぶと答えている。1990年代から2000年代初めにかけて繰り返された過去の調査であり、自社ブランドの予測ではなく、傾向を示す目安として読むべきだ。
2031年までのテレビ放映権
NASCARは2025年から2031年までの7年契約をFox、NBC、Amazon Prime Video、TNT Sportsと結び、二番目のシリーズについてはThe CWと契約した。総額77億ドル、年間約11億ドルで、前回の契約より40%多い。FoxはClashとオールスターレースを含むCup14戦、NBCは最後の14戦、Prime VideoとTNTはシーズン中盤にそれぞれ5戦を放送する。
スポンサーにとっての意味は二つある。無料放送からストリーミングまでをカバーする露出と、2031年まで決まっている放送枠だ。これを土台に複数年の計画を立てられる。
2026年にスポンサーにとって重要なレース
2026年Cup Seriesのカレンダーにある36戦は、商業的な重みがすべて同じではない。より多くの視聴者を集めるレース、異なる層を集めるレース、レース名の使い方の実例になっているレースがある。
| レース | 日付 | 放送 | スポンサーにとっての意味 |
| デイトナ500 | 2月15日 | Fox | 最も視聴されるレース:2026年は749万人 |
| サーキット・オブ・ジ・アメリカズ | 3月1日 | Fox | オースティンのロードコースで、F1アメリカGPの開催地 |
| タラデガ | 4月26日 | Fox | スーパースピードウェイ:マシンが集団で走り、画面に長く映る |
| コカ・コーラ600 | 5月24日 | Prime Video | 年間で最も長いレース、メモリアルデーの週末に開催 |
| サンディエゴ | 6月21日 | Prime Video | コロナド海軍基地の新しい市街地コース |
| シカゴランド | 7月5日 | TNT | 2019年以来のCup開催、独立記念日の週末 |
| Freeway Insurance 500 | 10月18日 | USA Network | Chaseの中で行われる、レースのタイトルスポンサーの実例 |
| ホームステッド・マイアミ最終戦 | 11月8日 | NBC | タイトルが決まるレース |
2026年はChase形式が復活した。26戦を終えた上位16人が、ダーリントンからホームステッドまでの10戦で、敗退なしにタイトルを争う。最終戦はフェニックスではなく、11月8日にホームステッド・マイアミで行われる。カレンダーの主要レースは、NASCARのクラウンジュエルレースに関する記事でも紹介している。
参入を計画するブランドにとって、カレンダーはアクティベーションの地図だ。レースごとに視聴者、市場、放送環境が異なる。目的に合わせてレースを選ぶほうが、すべてを同じように扱うよりはるかに大きな成果を生む。
NASCAR、F1、インディカーのどれを選ぶか
適したプラットフォームは三つの要素で決まる。届けたい層、企業が販売する市場、そして予算だ。NASCAR、F1、インディカーは互いに置き換えられる選択肢ではない。
| 指標 | NASCAR Cup | F1 | インディカー |
| 市場 | 米国 | 世界 | 米国 |
| 米国での平均視聴者数(2025年) | 248万人 | 130万人 | 136万人 |
| 2025年のレース数 | 36 | 24 | 17 |
| 参入の目安 | アソシエイトで1レース1万5000ドルから | 実質的な権利を伴う関与で年約200万ドルから | 公開料金表なし。既知の例:2025年にドライバーのヘルメットとスーツで6万ドル |
| 向いているブランド | 米国に全国市場を持つブランド | グローバルブランド、高級ブランド | 米国に目標があり、予算が比較的限られたブランド |
F1の数字は、2026年にApple TVへ移る前のESPN最終シーズンのものだ。インディカーの数字はFoxでの初シーズンの加重平均で、709万人が視聴したインディアナポリス500を除くと、残りのレースの平均は約83.2万人に下がる。インディカーの例はテキサスA&M大学のもので、2025年にMeyer Shank Racingのフェリックス・ローゼンクビストのヘルメットとスーツにブランドを入れるため6万ドルを支払った。NASCARとは別の契約だ。
F1は世界に向けて語る。2026年9月の私たちの調査では、実質的な権利を伴う関与は年約200万ドルからで、ほぼ必ず2シーズン契約になる。詳細はF1スポンサーシップの費用に関するガイドにある。NASCARとインディカーは主に米国に向けて語り、両者の比較はより拮抗している。NASCARとインディカーに関する記事で比較した。1年の大半を米国全土で露出したいブランドにとって、NASCARはより低い参入コストでより多くの機会を提供する。
NASCARスポンサーシップのリターンの測り方
リターンは四つの側面で測る。私の経験では、多くのブランドはそのうち一つか二つしか見ていない。
- メディア価値:Joyce Juliusやニールセンなどの専門会社が、放送でのブランドの露出を一つ残らず数え、同等の広告費を推計する。最も即効性のある数字だが、それだけでは売上について何もわからない。
- B2Bの関係:レースウィークエンドから生まれた面談、交渉、契約。初日から記録しておかなければ、NASCARの最大の価値が数字に表れないままになる。
- 消費者指標:シーズン前後に行う、ファンの認知、検討、購入意向に関する調査。
- デジタル:チームのコンテンツや専用キャンペーンが生むトラフィック、エンゲージメント、コンバージョン。
四つすべてを測るブランドは全体像をつかみ、拡大するか、続けるか、撤退するかを判断できる。メディア価値だけを見るブランドは、ほぼ必ずビジネスについて何も語らない数字を根拠に判断することになる。
どこから始めるか
最初のステップはシリーズを選び、次にチーム、そしてレース数を決めることだ。しかしその前に目的がある。新しい市場での認知、米国の顧客との関係づくり、製品の発売などだ。シリーズ選びから契約締結まで、どのブランドも直面する六つの判断は、NASCARチームのスポンサーになる方法のガイドにまとめている。
RTR Sportsは1995年から、NASCAR、F1、MotoGP、インディカーでモータースポーツのスポンサーシップに携わってきた。複数の選手権を扱っているからこそ、NASCARが正しい選択であるときとそうでないときを企業に伝えられる。米国で販売するブランドにとっては、最も効率的なプラットフォームであることが多い。主に他の市場で販売するブランドにとっては、そうでないことが多い。
目的に合わせたシリーズ、チーム、レースのプログラムについて話しましょう。
NASCARはそれ自体が高いわけでも安いわけでもない。目的なしに買う者には高く、何を得るべきかを知っている者には割に合う。あとは数字の問題だ。
NASCARスポンサーシップに関するよくある質問
NASCARのマシンのスポンサーになるにはいくらかかりますか?
Cup Seriesのメインスポンサーは、小規模チームで1レースおよそ7万5000〜12万ドル、中団チームで35万〜50万ドル、トップチームでは50万ドル超を支払い、トップチームのフルシーズンは3500万ドルを超えます。いずれも業界の推計で、契約は公開されていません。
NASCARの1レースだけのスポンサーにはいくらかかりますか?
チームとマシン上の位置によります。業界の推計では、アソシエイトスポンサーの枠は1レース1万5000〜4万ドルです。メインスポンサーの公開価格はまれで、2024年にテキサスA&M大学がStewart-Haas Racingとの2レースで16万ドルを支払った例があります。
NASCARに最も安く参入する方法は何ですか?
Cup Seriesのアソシエイトスポンサー枠か、Craftsman Truck SeriesまたはO’Reilly Auto Parts Seriesのプログラムです。下位の二つのシリーズには全国放送があり、費用はCupのごく一部です。
2026年のNASCARのPremier Partnerはどこですか?
Busch Light、コカ・コーラ、Xfinity、Freeway Insuranceの4社です。Freeway Insuranceは2024年シーズン後に撤退したGEICOに代わって2026年に加わり、フェニックスのFreeway Insurance 500に社名を冠しています。
NASCARのメインスポンサーとアソシエイトスポンサーの違いは何ですか?
メインスポンサーは、購入したレースでボンネット、サイドパネル、ドライバーのスーツ、マシンのカラーの決定権を持ちます。アソシエイトスポンサーはCピラーなどの小さな枠と、チームやホスピタリティへのアクセスを得ますが、マシンの見た目は決められません。
米国で販売していない企業にもNASCARは向いていますか?
まれです。NASCARはほぼ米国の視聴者だけに向けたもので、米国で販売している、または販売したいブランドに効果があります。国際市場に重点を置く企業には、通常F1やMotoGPのほうが適しています。